サッカーの怖さが分かるDVDといえばチャンピオンズリーグでのあの決勝戦を挙げることができるでしょう。
それはリヴァプールVSACミランの決勝戦です。この試合でリヴァプールの勝負強さが発揮されます。試合はミランペースで進みました。当時、世界最強と言われた守備陣に、カカーやクレスポを擁した攻撃陣は、試合が始まってそうそうに3点のリードを先行します。
敗色濃厚となったリヴァプールですが、ここから粘り強さを発揮します。まずジェラードが1点を返すと、追加点を奪います。勢いは止まりませんでした。後半の終了間際、ペナルティキックを獲得しそれをシャビ・アロンソが沈め、ついに3店差に追いついたのです。
そしてPK戦に持ち込まれ、ゴールキーパーのデュデクがセーブし、ミランは大量のリードもむなしく敗退しました。この決勝戦は決勝の地からイスタンブールの奇跡と呼ばれ、サッカーは何が起きるかわからないものだと今でも語りぐさになっています。